十人十色の私曲集

ブログはアメリカン

ボーズが会社にやって来た

20数年ぐらい前のことだと思う

私は、昼休み会社に「ぼーず」がやって来るというので、威儀を正して待っていた。

 

来たのは大きな荷物を持ったセールスマン

彼は、食堂に入るとおもむろにその装置をケースから出した。

でっかいCDラジカセだ(AW-1D)

 

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一通り説明すると蒸気機関車の走行音の入ったCDをかけ始めた。

 

オーディオのカタログを集めては内部構造のわかる写真を見てはニヤニヤしていた自分もボーズは、5.1CHのサラウンド用スピーカーとして101を使用していた。

しかしこのCDラジカセはボーズのカタログで見たことがなかった。

どういう製品なんだ・・・・

 

蒸気機関車が迫って来る、たしかに迫力のある音、重低音

聞き入って恍惚の表情を浮かべている者もいる

 

汽笛の音  昇天する者

 

JBL4425MK2でシステムを組んでいた自分は完全に高みの見物

 

だいたい音を大きくすれば迫力は増すに決まっている。一瞬よく思えてしまう。

しかし聞き疲れがしばらくすると訪れる。

 

試聴を終え値段が発表された。

約30万ぐらいしたと思う

しかしローンで買えば月々これくらいとの説明も添えて

 

えっ契約しちゃう人がいる??催眠商法???

 

自分はちゃっかりステッカーだけは貰う。

後でわかったが、会社名もボーズ感性工学リサーチ株式会社となっている。

深まる謎 

なんかボーズについてネガティブイメージがついてしまう。

 

今日もどこかの会社で蒸気機関車が流れているかもしれない。

訂正します。機種はAWMの方でした。

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