今朝も家の冷蔵庫を開けると
セブンイレブンの「みかんの牛乳寒天」が入っていた。
これは、妻の大好物である。
この「みかんの牛乳寒天」と言えば、ジョブチューンで一流料理人から不合格を食らったデザートとして有名である。
もしも家族で私だけがこの「みかんの牛乳寒天」を好物として、セブンの買い出しでいつもリクエストをしていたとしたら・・・・・・
妻「ほらバカ舌が証明された」
妻「もう買うな 食うな」
妻「シュークリームにしておけ」
こんな感じで散々な言われようだったはずだ。
もし同調圧力に弱い私が、本当に好物としていたら妻の言うことを素直に受け入れたであろう。
そしてジョブチューンで合格になったモノだけを食べるようにしたであろう。
しかし昔から喜んで食べていたのは妻の方である。
マウントは完全に私の方にある。
不合格になるとは、どれほど不味いモノなのかそれに興味を抱いた私は、妻から一口貰うことにした。
これは不味いモノだ これは不味いモノだ 美味しいわけがない
私は念じるようにしてスプーンですくい食す
「えっ!? 気負いのない素朴な味で美味しいじゃん」
妻「そうでしょ」
フッ フッ フッ 私は自他共に認める「バカ舌」である。