十人十色の私曲集

ブログはアメリカン

本を読む

私は新品の本を買うことはありません。

ブックオフだったりアマゾンだったり中古本を探して買います。

 

特にブックオフでは、その本の値打ちがわからないのか所謂100円コーナーにちょい前のベストセラー文庫本があったりするので、見つけた時は「ラッキー!!!」と心の中で叫びます。

 

以前次男から現国の先生からのオススメ本が紹介されたというので、早速ブックオフへも行ったことがあります。

私だったら決して買うことがない「岩波新書」「ちくま新書」などの評論文の本なのですが、あるかなあるかなと2人で探していました。

 

私は、タイトルを書いた紙を持ちタイトルをつぶやいていたのかもしれません。

 

その時

 

近くにいた男性客の方が「その本ならそこにありますよ」と声をかけてきたのです。

同じジャンルの本に興味や造詣がないとタイトル聞いただけではわからないはずです。

 

こんな1冊の本を通して繋がるなんてとその時は思いました。

 

そして昨夜

 

なんでも同じ本を読んだ人同士をマッチングさせるサービスがあるとテレビで見ました。

同社が選んだ4冊の本を、タイトルや著者を隠した上でそれぞれ推薦文を添えて毎月会員に紹介。会員はそのうちの1冊を選び郵送で受け取った後、同じ本を選んだ会員とビデオ通話できる。というシステム

 

なんか聞いただけでワクワクしてきました。

同じ映画を見た後に、まったりと語り合うあの感覚です。

 

しかしこのマッチングは偏差値めちゃ高めですね。話す内容で見透かされてしまいます。

それだけに感性が合う人と出会える面白いサービスだと思いました。

 

だけどもし送られてきた本が、メルロ・ポンティ「知覚の現象学」だったりしたらどうしよう。