得体のしれない食べ物
初めてそれを見た時に思ったこと
しかし
しょっぱいものを食べると甘いものが食べたくなる自分にとって
食べてびっくりドストライク
ポリポリ食感の複雑な味とスモークの香りを脳が記憶してしまう。
その食べ物とは
秋田郷土名物の漬物「いぶりがっこ」である。
アレンジでクリームチーズをのせて食べてもとっても美味しい
しかしこの「いぶりがっこ」が改正食品衛生法の施行に伴って存続の危機に直面しているという。
引っかかるのは第54条営業施設の基準と第55条営業の許可の部分
施設基準には
床面、内壁、天井は清掃・洗浄・消毒がしやすい材料を用いるとある。
結露によるカビや水滴の発生により食品を汚染しないよう、換気が適切に行える構造であることが必要ともある。
食品等取扱者の手指を洗浄・消毒する装置を備えた流水式手洗い設備が必要ともある。
基準に達しないと営業許可は受けられないのです。
その他にもHACCPに沿った衛生管理も求めています。
ごく普通の飲食店や食品加工業者などでは、当たり前の内容かもしれません。
しかし以前テレビで見た「いぶりがっこ」の作り方だと消防署が騒ぎ出すんじゃないかと思うような作り方でした。
食中毒に注意なんて感覚は、自分は持ちませんでした。
将来、工場で作られた「なんちゃっていぶりがっこ」「いぶりもどき」が出回ることになるかもしれません。
伝統の味がなくなっていくかもしれないと思うと残念でなりません。