私が帰宅すると、妻と次男が待ち構えていた。
妻「電子書籍でエロ本閲覧しただろ」
「そのページ写メに撮ったからな」
次男は妻の後ろでニヤニヤしている。
自分「エッ 知らないよ」
「電子書籍っアマゾンじゃないの」
妻「楽天の閲覧履歴で見つけた」
妻「なんだ アマゾンで購入しているのか?」
自分「いや それは・・・・・・」
我が家のデスクトップパソコンは、アマゾンも楽天も昔から共有となっており、代金の支払いだけは分けている。
そのため、誰が何を買ったか全てわかってしまう。今何に興味があるのか閲覧履歴を見れば、それも判ってしまう。
見ていたプライムビデオも判ってしまう。
初め妻は、次男を疑ったそうだ。
受験勉強のストレスからエロ本に手を出す。よくありがちである。
しかし次男は、ディベートの技術でも使ったのか疑いを私に向けさせたのだ。
私は、断じてそんなエロ本に興味を持つわけがない。
今思うとスマホをいじっている時、画面にタッチする瞬間にスクロールすることがある。そして全く興味のない商品や保険のページに飛んでしまう。
その全く興味のない商品が、たまたま今回のエロ本だったかもしれない。
今後、写メがバラまかれることに怯えながら生きていくことになりそうだ。
会社の顧問弁護士にすぐ電話を入れるべきだったか・・・・・