十人十色の私曲集

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実録「住宅営業物語」 営業編 2

早めの夕食は同僚たちとそろっての外食

毎日外食を続けるためには、どうしても品数の多い店へ行くこととなる。

生姜焼き定食・かつ丼・カツカレー・天丼・半チャンラーメン・天ぷらそば

 

そんな生活を続けているとやはり太ってしまう。

 

食事を終え営業所へ戻るとこれから長い夜の部が始まる。

当時は個人宅の電話帳があったので、昼間にチラシと名刺を投げ込んでいた家に片っ端から電話をする。

 

「宝くじでも当たったら建てるよ」

「今忙しいから」

 

たいがいガチャンと切られてしまう。

しかしそんなことでめげてはいけない。

 

一生に一度あるかないかの大きな買い物

そんな簡単に顧客は見つからない。

 

電話営業を終えると夜訪に移る。

昼間飛び込みして脈ありと見たところにアポなしで訪問するのだ。

そこでカギを握るのは奥様となる。

 

今の家の水回りや間取りに不満を持ち、建替えの主導権を握っているからだ。

 

縁もゆかりもなかった人と注文住宅の営業を通じて知り合え、自分の人柄を気に入ってもらえ様々な相談を受け、そして提案をして契約を結ぶ。

住宅営業の醍醐味である。

 

次回は泥臭い話編となります。