「世界は人間なしに始まったし、人間なしに終わるだろう」
祝辞が物議をかもした先日の東京大学入学式ですが、教養学部長式辞の中で引用されました。
文化人類学者 レヴィ・ストロースの「悲しき熱帯」からの有名な一節です。
1955年に刊行されたそうですが、未来を予言してるかのようで怖くなってきます。
世界3大音楽コンクールの一つであるチャイコフスキー国際コンクールが、排除されたりと、ロシアがらみのものは様々な分野で拒絶されています。
純粋にコンクールを目指していた方達には、青天の霹靂としか言いようがありません。
コロナの収束も見通しがたっていないなかで、ただただ無力感に包まれています。