十人十色の私曲集

ブログはアメリカン

出世街道をゆく

数年前に参加したビジネスセミナーであった実話

 

県内で開かれたセミナーには、約50名ほどの参加者がいた。

初めに手渡されたネームプレートの記号で7,8名ほどのグループに分けられていた。

 

ネームプレートには、会社名 役職などが書かれていた。

 

同じグループとなった人たちと一通り名刺交換

年齢も様々

 

その中に一人の若者がいた。

 

名刺には某ビール会社の名前が書かれていた。

 

(あっ このビール会社、大学の同級生が就職したっけな。学園祭実行委員のメンバーだったな。ちょっと振ってみるか・・・)

 

「○○さん 大学の同級生が同じビールメーカーに就職してるんですよ」

「今どうしてるのかな~ もしかしたらもう転職してるかも」

「名前は○○ ○○って言うんだけど 知らないよね~」

 

考え込む彼

 

「でっぷりしていて 顔は浅黒くてね・・」

「だけどFランだから 居てもビール飲むくらいしか仕事できないよ たぶん」

(ほぼ転職しているていで話を進める自分)

 

 

しだいに顔色が変わっていく彼

 

「えっ どうしたの?」

 

「工場長です」

 

 

 

同級生は現在 取締役執行役員となっている。