「怖くて何処もいけない」と言ってもコロナではありません。
30年以上前の話ですが、BCLのなれの果てとしてアマチュア無線に片足を突っ込んでいました。
モールス信号を覚える気合いはなかったので「電話級」でしたが、QSLカードの交換まではやっていました。
実家と八王子の下宿の2ヵ所からの運用で、遠くの局と交信でき、QSLカードの交換ができるとだんだん欲が出てきました。
全市全郡コンテストではありませんが、初めての市・郡の局と交信してみたくなってきたのです。
人里離れた珍しい郡から移動運用されてる局などは、一度に多数のアマチュア無線局から交信の呼びかけが起きる「パイルアップ」という状態になったりしました。
ハイパワー局に押しつぶされながらもコールサインを呼んでもらえて交信できたときはメチャクチャ嬉しかったものです。
そんな訳で当時は、日本地図を眺めながら市名・郡名の位置関係など把握できていたのですが、今は全くわかりません。
紙の地図と道路案内版だけを頼りにドライブもできました。
しかし今は無理無理無理
主な原因は、市町村合併です。
「伊豆の国市」のように国なのか県なのか市なのか郡なのか、わけわかんない名称もあります。
カタカナ名で外国かと思う市もあります。
道路案内版だけでは、どこに向かっているのかさえわかりません。
もうカーナビ無しでは、「怖くて何処もいけない」