訳も分からず野鳥の会の「鷹の渡り」に参加してきました。
家から30分ほどの場所にある「はたご池」が集合場所だったので近いから行ってみようという気になったのです。
初めはこの池の周辺を散策しながら小鳥や鷹を探すのかなと思っていました。
ぜんぜん違いました。
富士山と愛鷹山の方からやって来る鷹を待ち伏せするというものでした。
釣りでいうところの入れ食い状態になるとすごいらしいとのことで期待しました。
雲ひとつ無い素晴らしい天気ですが、これだと上昇気流が発生していないので雲が出てこないと飛んでこないらしいです。
10時すぎから粘り続けその時がいよいよやって来ました。
いい感じに雲も出て粘ること1時間半
「いたいたいた」
「富士山山頂の左」
全員がその方向に双眼鏡を向けます。
7羽ほどの鷹が舞っています。
少しずつこちらに近づいてきます。
双眼鏡のピントを合わせるのですが、すぐ近くを飛んでいるトンボが邪魔です。
8倍のコーワでは限界を感じる距離です。
ハングライダーのように旋回しながら真上まできました。
そして遥か彼方へ飛び去りました。
「サシバ」という鷹だそうです。
その後もぽちぽちと数羽での飛来を見ることができました。
カメラはスマホしか持ってなかったので諦めましたが、望遠レンズで連射したら楽しそうでした。
満足できた12時半ごろお先に失礼しましたが、いい経験でした。
なんだか流星群の観測に近いものがありました。
いよいよ鳥見シーズン到来です。